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金閣寺 

おしなべて生あるものは、金閣のように厳密な一回性を持っていなかった。
人間は自然のもろもろの属性の一部を受け持ち、かけがえのきく方法でそれを伝播し、繁殖するに過ぎなかった。
殺人が対象の一回性を滅ぼすためならば、殺人とは永遠の誤算である。
私はそう考えた。
そのようにして金閣と人間存在とはますます明確な対比を示し、一方では人間の滅びやすい姿から、
却って永正の幻が浮かび、金閣の不壊の美しさから、却って滅びの可能性が漂ってきた。
人間のようにモータルなものは根絶することができないのだ。
そして金閣のように不滅なものは消滅させることができるのだ。
どうして人はそこに気がつかぬのだろう。
私の独創性は疑うべくもなかった。
明治三十年代に国宝に指定された金閣を私が焼きけば、それは純粋な破壊、とりかえしのつかない破滅であり、人間の作った美の総量の目方を確実に減らすことになるのである。


ふう。。。

先日やっと金閣寺読み終えた。
三島由紀夫が好きなわけではないけど、浅田次郎好きだし興味はあったから手にとってしまった。
ま、とりあえず「金閣寺」でしょ!ってことで読み始めたはいいものの、
んーー、難しい。。。

上に書いた文は一部を抜粋したものだけど、こんな文体がずっと続くのは流石に厳しいー!

だいぶかかったけど読み終えた。



読み終えたことだし、朝霞駐屯地に行ってきまーす!


林 直樹

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